地方で何かをやりたい人に向け、行政主導・補助金頼りの田舎暮らしではなく、個人の想いを元に得意分野を活かし地道に継続する大切さを書いています。また、手作り感を重視し、現在のより地域の事を知りたい観光客の趣向にあった生活観光を推奨しています。また、2020年5月、新型コロナウィルス収束後に向け、これからの田舎の地域に根ざした観光について追記しました。《目次》まえがき1、地方での生き方創られていく悲しさ地方で何のために生きるのか2、今の地方暮らし二十年以上前はこれから住みやすくなる地方地方で暮らすこと3、地方で何かをやるには通過地からの脱却旅と交流事業の動向小さな渦の展開社会に与える影響4、私の歩み学生~旅行会社時代別の道への想い宿を二十二年滞在されたお客さま方妻について5、生活観光地域団体のアドバイザー地元空き家対策リーダーヒメノモチ専門食堂吹屋の試み生活観光インバウンドと生活観光6、地方の魅力そして若い方へ地方の魅力地道に継続していくあとがき追記(2020年5月)《著者 鈴木章弘》1958年静岡県浜松市生まれ。1981年、東急観光(当時)入社。団体旅行の営業マンとなり、自らが企画・実施したツアーで、世界30カ国を回る。驚きと感動に満ちた、かつ心温かくなるツアーを実施する。1992年、岡山県新見市へIターン移住。1995年、「古民家民宿 千屋アウトドアハウス」開業。お客様が実家に帰る様にゆっくり安らげ、時には大自然と触れ合える施設を22年間営業。現在、新見市南部の鍾乳洞を案内する他、自然や農業を観光資源にした地域活性化に取り組む住民グループのアドバイザーをつとめる。地元の移住対策でも先頭に立ち、地域で生活観光をおしすすめている。